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飲みごたえのある「酒好きのお酒」は 土地が育む水や米、熱い声援の結晶

成政酒造

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「成政」の水には、武将・佐々成政がヤリを突き、そこから湧き出たと伝えられる医王山の名水を使用。米は、富山を代表する酒米の産地である南砺市の蔵らしく、地元で契約栽培を行うなど、「山田錦」以外は県内産を使っている。杜氏の林成明さんは、「長く続く『成政』の味を引き継ぎ、想いをつないで行きたいです。そのためにも、どんなことにも手を抜かず、一生懸命に手を尽くします」と語る。しかし、新酒ができても終わりではない。ほとんどが1~2年寝かせてから出荷されるのである。熟成させることで味にまろみが出て、飲みごたえのある通好みのお酒になっていくのだ。かけられる年月と蔵人の心、さらに、熱いファンの気持ちも、美味しさの秘訣かもしれない。

写真右から

●成政 純米しぼりたて[720ml 1,260円(期間限定)]/中に酵母が入っていて、発酵が進むため微炭酸に。新酒の季節のみの味。
●なりまさ 大吟醸[720ml 3,150円]/低温熟成させた「成政」を代表する銘酒。華やかな香りとキレのよさが特徴的。
●成政 純米無濾過生原酒[720ml 1,575円(期間限定)]/しぼったお酒をそのまま瓶詰め。濃厚でしんのある深い旨みは、通好み。


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杜氏の林さんも含め、4人の蔵人全員が力を合わせ、酒造りに励んでいる。

南砺市福光

成政酒造
南砺市舘418
0763-52-0204
http://www1.tst.ne.jp/narimasa/