となみ野・五箇山エリア 大根葉のよごし
ホッとする、懐かしい味わい。

「よごし」とは、茹でた野菜や炒めた野菜を味噌で和えた郷土料理のこと。味噌の風味と野菜の甘みが1品に凝縮されています。この料理のお供に欠かせないのが、白いご飯。炊きたてのほっかほかのご飯の上にのせて一緒に味わえば、素朴なふるさとの味わいが口中に広がり、懐かしく温かい気持ちに包まれます。
ホッとする、懐かしい味わい。
「よごし」とは、茹でた野菜や炒めた野菜を味噌で和えた郷土料理のこと。味噌の風味と野菜の甘みが1品に凝縮されています。この料理のお供に欠かせないのが、白いご飯。炊きたてのほっかほかのご飯の上にのせて一緒に味わえば、素朴なふるさとの味わいが口中に広がり、懐かしく温かい気持ちに包まれます。
かつて、となみ野の農家では、野菜も味噌も自分たちの手で作っていました。どちらも常に家にある食材だったので、気の向いた時にささっと作れる手軽な一品だったのです。例えば、自宅で友人とすっかり話し込み、夕食の時間になった時には、「よごしでも食べてかれ」と、お酒のあてとして、ご飯の菜として出すことのできる、気の張らない一品でもありました。そうした文化は今も変わらず、食卓にあって当たり前のものとして、となみ野の地に深く根付いています。ついに、昨年2月には多彩なよごしの食べ比べやレシピの配布を行う「第1回ザ・よごしグランプリ」が開催されました。「よごし」は長く地域の方に愛され続けている、まさにとなみ野のソウルフードなのです。
郷土料理の気軽な入り口として、材料や組み合わせ、味付けのアレンジが効いた各宿自慢の「よごし」をお楽しみください。ご飯とともに、となみ野の食文化を体感できます。
今、スーパーで見かける大根には、葉がありません。あらかじめ、切った状態で販売されているからです。しかし、大根の葉は、ビタミンC・ビタミンAを豊富に含む、美容と健康に欠かせない食材です。となみ野の農産物直売所には、葉付き大根が出回っているため、大根をまるごと活かして、「よごし」を作ることができます。昔は、あるものを使い切ることが当たり前でした。その精神は、今も変わっていません。「よごし」を食べると懐かしくて温かい気持ちになれるのは、“もったいない”の心が宿っているからかもしれませんね。
※都合により一部、ご当地ならではの飲み物をご提供する場合もございます。
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