- 当館の特徴
「どぶろく特区」の氷見市で唯一どぶろくを提供しているのが小境荘です。小境荘のどぶろく「仁助どん」は、小境荘の田んぼで作られている米を使って作られています。
つまり、皆さんにお料理と一緒に食べていただくご飯と同じお米で、お酒を作っているのです。これは、自家食用の米を用いて“どぶろく”を醸造しなければならないという、どぶろく特区で定められた条件によるものですが、そんなお上の決めごとが、かえって「仁助どん」の美味しさに一役買っているのです。
小境荘のお米は、小境の里山からわき出す清水をそのまま利用した水田。ここで、小境荘の主人が丹精込めてコシヒカリを作っています。水源から田んぼまでの距離は、ほんの数メートル。美しい水で作られたお米を、ご飯だけでなく、お酒にしてしまおう。原材料になる全てのお米が、同じ田んぼ、つまり、同じ水、同じ土から作られている。そんな、ちょっとした贅沢が「仁助どん」に込められています。
“きときと”の魚は、やっぱり氷見の一番の楽しみです。小境荘では、市場から直接仕入れた氷見の魚を楽しんでいただきます。富山湾は複雑な地形の深海や、寒流と暖流が流れ込むなどの数々の条件が重なって、美味しい魚の宝庫となっており……。と、もっともらしい理由は沢山ありますが、氷見の魚に言葉は不要。新鮮な海の幸を存分にご賞味ください。どぶろくにも非常に良くあいます。
それから、小境荘が建つ氷見の灘裏海岸の特色のひとつに、海岸線まで張り出した岩山があります。昔から、灘裏では岩山の絶壁を穿って貯蔵庫などとして利用していました。戦時中は防空壕としても使われ、現在でも倉庫や、農作物の保存庫として活用されています。小境荘ではこの岩穴をお風呂として利用しています。苔むした岩と岩肌をゆったりとお楽しみください。
- 施設情報
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- ●料金:1泊2食 9,450円~(税別)
- ●公共交通機関でのアクセス:氷見駅よりタクシーで15分
- ●車でのアクセス:能越道 灘浦インターから車で5分
- ●送迎:10名様以上の団体様は送迎いたします
■小境荘 のホームページ
http://kozakaisou.com/
【私の地元おすすめ情報】
小境荘のあるこの地域には、縄文・弥生時代の遺跡である大境洞窟住居跡や、天気が良ければ美しい富山湾越しに立山連峰を眺められる小境海岸CCZ(コースタル・コミュニティーゾーン)があります。夏は海水浴に、冬は絶景の眺望スポットとして人気があります。