新川エリア   新川風 冬瓜の煮たもん

透き通るような翡翠色をした、冬瓜の冷たい煮物

透き通るような翡翠色をした、冬瓜の冷たい煮物

お料理のご紹介

 ほんのり翡翠色をした冬瓜が目にも涼しげな煮物は、新川地区では冬瓜の“煮たもん”と呼ばれ、夏の食卓を彩るひと品。カツオダシと醤油の旨味をたっぷり含んだ冬瓜が、ひんやり冷たく口の中でとろけます。素材から醸し出される味わい深さは、まずは強火で、次にアクをとりながら中火でじっくり煮込み、さらに一晩おいて味をなじませるという、料理人の丁寧な仕事があってこそ。豚肉やひき肉のあんかけ風など、アレンジも幅広い田舎風の煮物です。

郷土それぞれの味わいが染みる、冬瓜料理の幅広さ

 冬の瓜と書くものの、冬瓜の旬は夏。日本では、平安時代にはすでに栽培が始まり、当時は「加毛宇利(かもうり)」と呼ばれていたことから、富山ではそれが訛って「かんもり」と言う地域もあります。クセがなくあっさりとした味わいの冬瓜は、新川地区では昔から浅漬けやあんかけ、また精進料理としても親しまれてきましたが、家庭料理といえば煮物。冬瓜そのものにクセがなく味が染みやすいため、作り手それぞれの味つけが出るのも冬瓜料理の魅力です。

郷土それぞれの味わいが染みる、冬瓜料理の幅広さ

良質な水の宝庫・新川で生まれる醤油が味付けの要に

 素材の持ち味を生かしたり色を引き出したりと、煮物の味つけの要となるのが醤油。新川地区の宿泊施設では、それぞれが近隣で製造された地元の醤油を使用しています。各醸造所によって味わいはオリジナリティに富むなか、新川の醤油造りに欠かせないものといえば水。雄大な立山連峰の麓にあり、豊富な雪解け水が流れ込む新川地区は、全国にも誇る水の宝庫。清らかな水で造られた滋味あふれる醤油は、宿の料理になくてはならないものです。

良質な水の宝庫・新川で生まれる醤油が味付けの要に

「とやまのおいしい朝ごはん」の定義

※都合により一部、ご当地ならではの飲み物をご提供する場合もございます。

参加施設

金太郎温泉

金太郎温泉


TEL.0765-24-1220

ホテルおがわ

ホテルおがわ


TEL.0765-84-8111

つるぎ恋月

つるぎ恋月


TEL.076-472-6333

お宿 いけがみ

お宿 いけがみ


TEL.0765-33-9321

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