新川エリア 新川風 冬瓜の煮たもん
透き通るような翡翠色をした、冬瓜の冷たい煮物

ほんのり翡翠色をした冬瓜が目にも涼しげな煮物は、新川地区では冬瓜の“煮たもん”と呼ばれ、夏の食卓を彩るひと品。カツオダシと醤油の旨味をたっぷり含んだ冬瓜が、ひんやり冷たく口の中でとろけます。素材から醸し出される味わい深さは、まずは強火で、次にアクをとりながら中火でじっくり煮込み、さらに一晩おいて味をなじませるという、料理人の丁寧な仕事があってこそ。豚肉やひき肉のあんかけ風など、アレンジも幅広い田舎風の煮物です。